5,000万円までの資産増加期間と当時取り組んでいたこと


書籍も出版している投資界隈では有名な人が実は相続等でFIREしたことが話題になっています。個人的には特に気にしてはいないのですが、X等では再現性の有無において参考にならないという意見があるように思います。私自身、準富裕層になったので改めて現在までの資産形成の軌跡を記しておこうと思います。結構再現性があるのではと個人的には考えています。
準富裕層到達までの期間
過去のブログ記事等を確認し、改めて私自身の資産がどれぐらいの期間で増加したのか集計してみました。1,000万円増加するごとにかかった月数が以下の表となります。一部記録がなかったものもあるため、若干異なるところもあるかもしれませんが、感覚としてもほぼこの通りかと考えます。

1,000万円到達まで
約65ヵ月、5年5ヵ月ほどかかっています。1年に約200万円程貯蓄や投資資金に回していたことになります。ブログの記録時期は2016年7月末ですが、実際に貯蓄等を意識し始めた時期は2014年1月頃と記憶しています。
この時期は就職したばかりで給料もそこまで高くなく、一人暮らしであるため実家暮らしに比べて生活費もかかっていました。また住宅補助等も無い会社であったため出来るだけ安いところに住んでいました。
この時期に実施したこと
- 資格取得等を通してスキルを上げ自分の市場価値を高めることを目標とした
- 自炊やポイ活等も含め節約を意識していた
- 何か節税方法は無いかと考え、現在のiDecoの制度を見つけ実施した
この時期は特に投資した株が倍になったりといったラッキーな出来事はありませんでした。また当時は投資信託もあまり興味がなかったため個別株投資を適当に行っていた記憶です。また、就活に後悔もあり当初から転職を前提に考えていたため、転職の準備に向けて実績作りと勉強を行い自身の市場価値を上げる努力をしていました。今振り返ると当時の趣味は勉強だったかもしれません。これにより結果的にあまり浪費をしない趣味に時間を費やすことができました。
また、当時はiDecoという名称ではなかったのですが、確定拠出年金制度の存在を知り、少ない手取りながらもこういった制度を活用していました。またふるさと納税もすでに初めていました。
2,000万円到達まで
2,000万円までは41ヵ月となり、約3年5ヵ月で達成します。1,000万円到達時よりも約2年ほど短縮することができました。
この時期実施したこと
- 転職して年収をアップさせた
- 不動産投資に挑戦した
- 外資系企業への転職を視野にいれて再び勉強を始めた
この時期が一番苦しかったです。1,000万円到達時は達成感もあり、ここから複利が効いて資産は増えていくだろうと考えていましたが思ったように加速させることができませんでした。当時はC3AIやNIOといった流行りの株の売買で上手く資産を増やすことができず逆に減らしていました。また、ボロ物件の不動産投資に挑戦し、撤退する等したことから効率的に資産形成を行うことができませんでした。ただ投資信託を積み立てていればもう1年以上は短縮することができたのではと考えています。転職して年収をアップさせたわりには思ったようには増えませんでした。
逆にこのときの経験がよい刺激になったのかもしれません。この期間の投資の遅れを取り返すために更なる入金力が必要だと痛感し、外資系企業転職を目指します。英語が苦手だったため、語学学習にある程度投資しました。そこそこお金を使いましたが結果的に回収することができています。
3,000万円~5,000万円まで
ここから相場が良かったこともありかなりの加速度を実感します。3,000万円まで7ヵ月、4,000万円までは8ヵ月、5,000万円までは5ヵ月と正に桁違いの資産増加を体験しています。
この時期に実施したこと
- 外資系企業に転職し入金力を大きく上げた
- 生活レベルをほとんど変えなかった
シンプルですが、これに尽きます。この時期は相場がかなり良かったこともありますが、これに加えて外資系企業への転職を行い年収を更に上げることができたため、その分入金力を大幅に増やすことができました。結果的によいタイミングで入金することができたと考えています。また個別株投資や高配当投資を中心とした投資スタイルから資産を防衛するという意味でも徐々にインデックス投資へ資産をシフトし、安定的に増やすことができています。
7月と8月は植田ショックがあり日経平均の大暴落を経験しましたが撤退することなく、また無理に投資することなく市場に残り続けることを最優先に考えました。結果的に暴落分はほぼ回復している状態となり、現在は6,000万円を目指しているところです。
まとめ
私の実体験としては投資で一攫千金的な要素は全くなく、ただひたすら労働力としての市場価値を高め、生活レベルはそこそこに、メリハリをつけた消費を行ってきた結果だと思います。これは節約+インデックス投資を中心としたスタイルの方たちは同じような感覚を持っているのではないかと考えます。投資のことは難しく考えず若いうちは入金力を上げることに注力することが最も再現性があるのではと考えます。
ちなみに個別株でテンバガー等の経験も特にありません。ここ数年で銀行株が倍にはなりましたが、それまでは株自体は大きく増えることはありませんでした。今10年前の自分に戻れるなら愚直にS&P500等のインデックス投資を中心に投資していると思います。また当時よりもコストや情報等含めて投資環境はかなり良いものになったのでこれから資産形成を始める人たちが羨ましく思います。
誰かの参考になれば幸いです。
再見!