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思うこと 2025年9月22日

r>g の話とアンチ残業マインド

トマ・ピケティのあれですね。

r>gとは

フランスの経済学者トマ・ピケティが「21世紀の資本」で提唱した、資本主義社会における格差拡大の傾向を示す不等式です。投資に興味がある人には耳にタコができるほど聞かされている方式です。

  • rは資本収益率のことであり、株式、債券、不動産などへの投資から得られる、株式の配当や不労所得のことです。
  • gは経済成長率のことであり、労働によって得られる所得、つまり経済の成長率や給与の伸び率のことです。

r>gとは、労働によって得られる賃金の伸びよりも資本収益率の方が高いため、資本家はより資産を増やすことができるという法則を示しています。

これは直感的にも感じることで、インフレによって大企業を中心に賃金の上昇が見られるようになりましたが、それ以上に資本を投資で運用していく方が増えるスピードが明らかに早いです。

例えば、私は実際に2024年9月から2025年8月末までに4,871万円から6,429万円ほどに資産を増やすことができました。この間の追加入金額は751万円ほどだったため、807万円分がrの力によって増えたことになります。相場がよかったこともありますが中堅サラリーマン約一人分が働いていたことになります。

これは、資本が増えれば増えるほど相対的に増加額も増えてきます。一方で人間の労働は時間を切り売りしているようなものであるため、限界があります。資産形成期には労働で得られた資本を積極的に株式や債券、不動産などへの投資に回し、金のなる木を育てることが近道であることがわかります。

JTCの残業で稼ぐというマインド

先日、昔の同僚に会う機会があり仕事やお金のことについて話す機会がありました。そこそこ中堅のポジションでもあるので世間一般よりは給与が高く、残業で稼いでいるとのことです。一方で株式投資やFIREなどへは懐疑的で、働いて稼いだお金を消費や貯蓄に回すというマインドです。

投資にコミットしている人からすると、インフレや為替で目減りする円を握り続けることがリスクであると考えますが、世間的にはこういう人が多いです。ただ、残業して稼ぐ、というのがそもそも日本企業がいつまでも効率化できていない証拠でもありますし、時間を売る=命を削る、という感覚無しに過ごしているのが個人的には衝撃でした。

気づけば子供が大きくなり、50代や60代でそれなりの肩書があったとしてもそれは自分の命を他人の会社に捧げ続けてきた結果でしかありません。サラリーマンとして稼ぐことに否定はしませんが、フォーカスし過ぎた結果、自分の人生に悔いは残らないのでしょうか。

あのスティーブ・ジョブズでさえ、仕事により家族と過ごす時間を十分に取れていなかったことに後悔しています。

お金を稼ぐことだけに時間を費やさない

目先の出世や肩書、待遇に魅了され、残業することが正義であるJTC文化は非常に嫌いで、成果よりも長時間労働が評価されているように思えます。実際に早く仕事を終わらしても暇だと思われて仕事を振られるだけであり、仕事が出来る人に皺寄せがいきます。一方でただダラダラと中身の無い社内調整や資料のレイアウトに時間をかけて残業することが称賛されます。実際に前職ではそれが理由の一つで退職しました。

JTCに求められるのはこのような働き方なのかもしれませんが、少なくともそれなりの収入があればそのような無駄なことに時間を費やす必要がなくなります。お金を上手く運用することで時間を買うことができ、時間の正しい使い方についてのマインドを持つことで自分が今何を優先的にすべきなのかが見えてくるのかなと思います。

仕事が好きであれば構わないですし人生仕事という人もいるのが事実だと思います。そのため、このような考えを強要するつもりは無いですが、世間一般ではまだまだ長時間働くことが美徳的とされているのが常識なので、なかなか本音で話し合えないことにもどかしさを感じてしまいました。

再見!